前々回のブログで少し書きましたが、
昨日は恵文社でのタラブックスお話会へ行ってきました。

タラブックスというインドの小さな出版社が作る手づくりの絵本。
そのアーティストであるゴンド族とその村でのお話がメインでした。

タラブックスのオールシルクスクリーンでの絵本を
始めて本屋さんで見た時、なんて美しい絵本なんだろうと思いました。

しかも全部手づくり。
そして個性的な強さを持った絵。

内容は、神話の世界を描いた絵本なのですが、
今回はその世界を生んだゴンド族の暮らす村にライターの方が行って、
実際の生活や、絵本に出てくる木の写真を撮ってくるという
企画だったそうです。

お話会ではその時のことを写真とともに
お話してくれました。

「絵本の内容は、口承で伝えられる神話のお話だけど、
行ってみたらそれはゴンド族の暮らしそのままだった。だから
アーティストは架空の見たことのない世界を描いていたわけではなく
圧倒的なリアリティをもって見えている世界を描いていた」

こんなことをライターの方が言っていたのが
一番印象に残りました。

圧倒的なリアリティ。

やっぱり経験したことや見たこと、自分から発せられたものが
一番人の心に響くのですね◎

それにしてもこんな素敵なお話会に自転車でふらっと行けるって
素晴らしい◎京都はまちに近くても自然があって、
文化的な場も享受できるのが素晴らしいなと思います。^^